商売心得帖より(1)

世間は正しい
商売心得帖より(1)
と書かれています。

商売をする上で世間の見る目は常に健全である。

もちろん時と場合により、相手の判断に首を傾げる場合もある。

良い考えを持ち、真剣に努力を重ねても中々認められない場合がある。

しかし、長い目で見れば、やはり世間は正しい、信頼を寄せるべきと

幸之助さんは書いています。

例えば、我々のビジネスではどうでしょうか。

ネットで依頼をいただき、見積をして、注文をいただく。

お納めしたが、色が先方の趣旨と違う。

刀であれば柄色、サイズが違う。

お客様から見れば、電話で言った筈でしょう。

良くあるケースです。

これはひとえに、弊社側の責任です。

確認漏れです。

確認は何度しても過ぎる事はありません。

見積、注文のいただき方に間違いがあるんです。

検品の仕方に間違いがあるんです。

その教訓が次回に活かされ、同じミスが出なくなればそれで良いんです。

知恵を絞る意味もあります。

例えば刀の長さ(刀身)。

2.35尺と表現します。

初めて購入される方は、自分にはどれが合うかが知りたいんです。

身長や手の長さ、大きさをお聞きして、165cm程度であれば2.35尺をお勧めします。

その際に、2.35尺は約70.5cm、その他にはばきが2.4cm、鍔厚み1cm、柄は8寸で約24cm
合計が約98cmになります。

1mの物差しがあれば、ずばりですが、ご自身で1m弱の紐を準備すれば、概ねの長さが
判ると説明します。

その上で、切っ先が床に付きすぎれば、刀身を調整する事をお勧めします。

又、商品の単価にもよりますが、色は難儀です。

黒、白は良いのですが、紺、鉄、茶、利休茶は困ります。

PC画面では正しく表現されていない場合があります。

その際には色見本をお送りするなどもアナログ的ですが、効果があります。

これでムダ、ムラ、ムリは少なくなります。

小さなコスト(往復送料など)もこれからは気をつけて節約すべきではないでしょうか。



Posted by 輝 at 09:45│Comments(2)
この記事へのコメント
テル様。お早う御座います。私が悪戦苦闘して終わりましたことでしたが良くわかります!もっと教えて下さいますように御願い致します。
Posted by ふうう at 2009年01月12日 10:15
フルヤ テルサマ、コメントの仰ること、本当ですね!自分の解らぬ事は知識のアルカタにお力を貸して頂く事はスゴく大事な事。褒めて育てて頂いていると思います。褒められると私は又頑張ろうと思ってしまうからフシギです!心理学の本にその様な例がありました。
Posted by ふうう at 2009年01月12日 15:54
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