ちょこっと雰囲気を

ちょこっと雰囲気を
自分がソフトウエアセールスマンの時代。

一度だけワシントンの本社に行きました。

世界から代理店のセールスマンが集います。
フランス・ドイツ・シンガポールなどなど。

IBM社の関連ソフトウエアですので、ウエルカムパーティーや実際の会議にも
結構、決めのスタイルが多く、ピンストライプのダークスーツにボタンダウンシャツや
仕立ての良いブレザーに赤いレジメンタルストライプネクタイ姿が目立ちます。

ソフィスケートされたトラディショナルスタイルです。

日本人は羽織袴で来るかとからかわれましたが、当時はIVYBOYでしたので
こちらもニューヨーカーのスーツで決めました。

セールスウーマンもオシャレなスーツ姿です。

翌日から夕方まで会議。(約一週間)

各国のセールスが知恵を出し、ケーススタディを学びます。

日本ならではの実例。

私が格言「将を射んと欲すれば、まず馬を射よ」などを例を交えて説明します。

通訳は頭をひねりますが、メキシコのセールスウーマンが一言。

アイ、アンダースタンド。

同じ例はテキーラの国にもあるらしいです。

終了後にポトマックでのディナークルーズや市内でのステーキディナーもありました。

ランチでは前に座ったセールスマン。

空軍パイロットで沖縄基地を知っているとの話に巻き込まれ、ランチを半分残しました。

帰国日の朝にはオフィスに挨拶ですが、昨日までピンストのセールスマンがTシャツ姿で
セールスノベルティー(会社のロゴやキャッチコピーの書かれた)マグカップやTシャツを
運んでいます。

彼は私にウインクしながら、コレが宝物に化けるのさと一言。

本社支給のDMには鮮やかなカラーのランボルギーニの絵が描かれたDM封筒など
嗜好を凝らしたセールスキットがたくさんあります。

アメリカの文化を多いに学びました。

日本ではお経営業(名付け親は私?)と言うのですが、セールスアジェンダを記載したシートも
充実で、初回訪問からクロージングまでの道筋もしっかり企画されていました。

あの経験が人生に役立ったと思います。

日本ではなじまなかったのかも知れませんが、DMを出しその経過を追跡する
フォローアップシステムも充実してました。

DMだけであらかたのセールス活動を行います。

トライアルと言うテスト利用で効果が確認された場合には、セールスはなぜ効果があるのに
購入の決断をしないかと、詰めて行きます。

判るでしょうか?
これがカウンセラーセールスの真髄なんです。

PS:
今週も富士山の麓では、男子プロゴルファーが熱い戦いです。
タイトルには富士山を入れてみました。



Posted by 輝 at 18:15│Comments(1)
この記事へのコメント
フルヤ
今晩ワ。凄い経歴の持ち主ですね。何処にパワーの根元があるのか不思議でした。最近私は人に興味があります。プロセスに関心があります!ナマな事ですみませんペコリです。
Posted by ふうう at 2008年11月14日 19:15
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