勝ち虫拵え

居合刀:勝ち虫拵え
勝ち虫拵え
フランスのお客様からの注文で作刀しました。
縁頭に金色系金具(蜻蛉:勝ち虫の図)が使われています。
当初は人気が出るかと心配でしたが、ハンガリーなどでも好評です。
<仕様>
刀身:2.45尺(比較的軽めの刀身です・女性の方にも好評です)
注)お客様の身長、腕の長さを考慮して2.2尺から承ります。
女性の方はご相談ください。
刃文:丁子乱れ
注)刃文はお好みで、乱れ、のたれ、直刃(スグハ)などお選びいただけます。
勝ち虫拵え
縁頭:勝ち虫の図(蜻蛉)
勝ち虫拵え
目貫:勝ち虫
勝ち虫拵え
鞘塗:黒呂上鞘
注)鞘塗りは石目もお選びいただけます。
柄寸:8.5寸2本目釘
注)手の大きさに合わせて、8寸から承ります。
柄糸:正絹黒(2本目釘)
注)綿、皮もお選びいただけます。
勝ち虫拵え
柄合皮裏皮(合皮黒サンプルです。金具は勝ち虫になります)
勝ち虫拵え
下げ緒:正絹黒
注)綿もお選びいただけます。
勝ち虫拵え
鍔:勝ち虫の図
注)これは名前の由来から勝ち虫を使います。
勝ち虫拵え
総重量:約1050g(2.45尺)
抜身重量:約800g(2.45尺)
製造は岐阜県関市
希望小売価格(2.35尺で柄巻綿の場合):75,000円(税別)
<<作刀に関する事>>
勝ち虫(蜻蛉)は武道を志す者に、好まれる。
蜻蛉は勝ち虫とよばれ縁起物である。
前にしか進まず退かないところから、
「不転退(退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして、
特に武士に喜ばれた。
戦国時代には兜や鎧、箙(えびら)刀の鍔(つば)などの武具、陣羽織や
印籠の装飾に用いられた。
トンボを勝ち虫とする由来は雄略天皇が狩に出かけた際に詠んだ歌が元になっている。
素早く飛び回り害虫を捕食し、前進するのみで後退しない攻撃的な姿からともいわれる。
<<当社作刀手順>>
1)金具準備
2)刀身荒研ぎ(あらとぎ)(砂型刀身使用)
3)刀身本研ぎ(ほんとぎ)
4)刃文付け
5)刀身化粧研ぎ(けしょうとぎ)
6)鞘製作・鞘塗
7)柄製作・柄巻
8)仕組み・調整(組み立て作業)
9)下げ緒巻き
10)検品
11)出荷

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<<製品保証>>
当社製品には保証書(取り扱い説明含む)をお付け致しております。
<<弊社資格>>
埼玉県公安委員会許可第431020010414号
美術品商登録済




Posted by 輝 at 11:47│Comments(1)
この記事へのコメント
昨日は、コメント有り難うございました。大分ほろ酔い加減かな〜今日の此の長い専門的のお手本の様なビジネスブログを只今拝見しました!流石〜です。ただ只感服です。
Posted by jeansフルヤ at 2008年07月01日 13:08
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